「アルファード」盗難相次ぐ…8カ月待ちの愛車“ハッキング” 部品にされて輸出か
※YAHOOニュースより引用
■「アルファード」今年…急激に盗難被害が増加
被害者:「あぜんですよね。プロだなとは思いますね」
怪しげな動きを見せる2人組。自動車の窃盗団とみられます。
被害者:「怒りですよね」
狙われたのは、トヨタの高級ミニバン・アルファード。今年、急激に盗難被害が増えているといいます。
迫力のあるボディーと広い車内空間で、快適な乗り心地が人気のアルファード。6月に発売された新モデルのメーカー希望小売価格は540万円~872万円です。
■「CANインベーダー」使用か…盗難未遂に遭った男性語る
今月も、全国でアルファードの盗難が相次ぎました。
トヨタのおひざもと・愛知県で今月4日午前2時前に撮影された、防犯カメラの映像です。アルファードを盗もうとする2人組を捉えていました。
アルファード盗難未遂に遭った岩本庄司さん:「別にカメラを隠そうともしませんし、堂々と」
深夜2時前、雨が降るなか、2人の人物が駐車している車に近付きます。一人は傘を差し、前方左側の辺りで体勢を低くします。
そこからわずか2分たらず、車内のライトがつきました。しかし、その瞬間、警報が発報され、ライトが点滅。周囲に大きな音が響きます。慌てて窃盗団は逃げていきました。
岩本さん:「もう左前を開けられた時点で『CANインベーダーだな』と。配線も外されて、機械をつけられた跡もあったので。もう間違いないなと」
日本カーセキュリティ協会の攪上智久代表によりますと、「CANインベーダー」は特殊な機器を使い、車のコンピューターをハッキングする手口。ドアロックの解錠やエンジンのスタートまで可能だといいます。
攪上代表:「ほぼCANインベーダーで盗まれてますね」
8カ月待って、去年の11月に納車された愛車。グレードは最上級モデルの「エグゼクティブラウンジ」です。購入価格は800万円を超えたといいます。
盗難は未遂に終わりましたが、バンパーやタイヤカバーが壊され、修理代金は15万円かかりました。
岩本さん:「やはり、対策はできるだけしておくべきなのかなとは感じました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6843ed45a3d3488ae1535c5d958ea1c92d460764